5. 左の画面がホームページ作成者のパソコンの状態を、右の画面が接続先のサーバの状態を示しています。左の画面に作成されたHTMLファイルの一覧が見えますよね。
6. 合わせ鏡のように、作成者のフォルダ構成と同じものを右の画面でも作ればいいわけです。
「piro***」フォルダに相応するものとして、右の画面に「www」フォルダがあります。この「www」フォルダをダブルクリックして開きます。
7. 左画面の「index.html」を右画面に転送しましょう。「index.html」を選びます。ツールバーの 「↑」(アップロード)ボタンを押します。これでサーバにアップロードされました。
ここで注意したいのは、画像はバイナリーモード(ツールバーの「B」アイコン)、テキスト形式のファイルやCGIスクリプト(後述)はアスキーモード(ツールバーの「A」アイコン)で、それぞれ転送することになっています。ちなみに、ツールバーの「AB」アイコンは、転送モードの自動切替です。
HTMLファイルは、アスキーモードで転送したほうがいいでしょう。バイナリーモードで転送すると、改行コードが思ったようにならないことがありますので。
8. 「index.html」ファイルが転送されています。
9. 「index.html」が右画面に転送されているのがわかるでしょう。
複数のファイルを一度に転送したいときは、主に3つの方法があります。
(1)一気にすべてのファイルを転送したい場合は、「メニュー」→「表示」→「全選択/解除」を選びます。
(2)連続して並んでいる複数のファイルを転送したい場合は、「Shift」キーで範囲を指定するのがグッド。1つめのファイルをクリックし、次に「Shift」キーを押しながら最後のファイルをクリックします。すると、そのあいだのファイルもすべて選択されています。
(3)転送したいファイルがとびとびの場合、「Ctrl」キーが便利です。まず、1つめのファイルをクリックし、次に2つめ以降のファイルを「Ctrl」キーを押しながらクリックします。
あとは同様に転送するだけです。画像ファイルも同じです(バイナリーモードでアップロードすることをお忘れなく!)。
転送しおわったら、終了してFFFTPを閉じます。
じゃあ、こんどは、アップロードしたものを確認しましょう。
まず、ブラウザを起動させて、アドレス欄に「http://piro***.com/」と入力ます。
きちんと表示されてますね。リンクも画像もオーケー。(「ラボ公もやるやん!」)
エヘッ。 (「照れすぎや!」)
でも、もし表示されなかったら、
- トップページのファイルを「index.html」または「index.htm」と指定していますか?
- リンク先は正しいですか?
- ファイルやフォルダ名の大文字・小文字を正確に記述していますか?
- ファイルをサーバの「www」フォルダ内に転送しましたか?
最後の項目についてですが、ファイルは「/home/yourdomain/www/」(例: /home/piro***/www/)に置いてください。「/home/yourdomain/」(例: /home/piro***/)のホームデイレクトリに置いてしまうと、ファイルが表示されません。
画像はファイルサイズが大きいので、サーバにアクセスが集中しているときなどは、転送が中断されてしまい、正しくリンクが張ってあっても表示されないことがあります。
リンクが正しいと思うときは、こっちの可能性も考えて、ブラウザの「表示」→「最新の情報に更新」(Edge)や、「このページを再読み込み」(Firefox)を選択して、何度か読み込みなおしてみましょう。