ドメイン&サーバー関連用語集

まずはこれだけ押さえたい!

● ドメイン関連

ドメイン、ドメイン名 ・TLD ・gTLD ・ccTLD ・新gTLD ・SLD ・日本語ドメイン  ・IPアドレス ・DNS ・拡張子 ・レジストリ ・レジストラ ・ICANN ・InterNIC ・JPNIC ・JPRS ・Afilias ・NeuLevel

● サーバー関連

サーバー ・レンタルサーバー ・ホスティング ・クライアント ・アカウント ・ユーザー名 ・パスワード ・FTP ・Telnet ・SSH ・SSL ・CGI ・SSI ・Perl ・バックボーン

● インターネット関連

WWW ・URL ・ブラウザ ・HTML

 

ドメイン関連

  ドメイン(domain)、ドメイン名(domain name)

インターネット上の「住所」のようなもの。通常はIPアドレスという数字の羅列(例:「192.168.253.0」)でその領域を決定しています。しかし、数字の羅列では不便なので、人間が覚えやすいように名前に置き換えることにしました。これがドメイン名です。例えば、http://w3lab.net/ の「w3lab.net」がそうです。ドメイン名には組織、業種、国・地域などに応じていろいろな種類があります。

  TLD(Top Level Domain)

トップレベルドメイン。ドメイン名はいくつかの階層で成り立っています。その階層のうちで最上位にあるものがTLDドメインです。例えば「.com」「.net」「.org」「.co.jp」「.jp」ドメインです。

  gTLD(generic Top Level Domain)

一般トップレベルドメイン。トップレベルドメインのなかで、組織の種別に重点を置き、国別の表記をしていないものを指します。例えば「.com」「.net」「.org」ドメインです。

  ccTLD(country code Top Level Domain)

国別トップレベルドメイン。トップレベルドメインのなかで、国別の表記を優先させたものを指します。例えば「.jp」(日本)「.us」(米国)「.tv」(ツバル)などです。

  新gTLD(New generic Top Level Domain)

新・一般トップレベルドメイン。従来の一般トップレベルドメイン(「.com」「.net」「.org」)に加えて、2000年11月に利用が決定された新しいドメイン名です。「.info」「.biz」「.name」「.pro」「.museum」「.aero」「.coop」等がそうです。その他、色々な種類のドメインが随時追加されています。

  SLD(Second Level Domain)

セカンドレベルドメイン。ドメイン名の階層のなかで、第二階層に位置するものを指します。例えば、「○○○.co.jp」がそうで、「.jp」(最上階層)に加えて「.co」(第二階層)が表記されています。

  日本語ドメイン(Internationalized Domain Name)

国際化ドメイン名(IDN)が正式な名称ですが、一般的には日本語ドメインとして知られています。例えば、「日本語.com」「富士山.net」などです。英語表記のドメインとちがい、意味がわかりやすく親しみやすいのが特徴です。また、会社名・個人名・商品名などをそのままドメイン名にすることができアピール度は満点です。現在は実験的な運用ですが、日本語ドメイン転送サービスによりご利用可能です。ただし、現段階ではメールアドレスとしてのご利用などはできません。

  IPアドレス(IP address、IP number)

インターネット上の住所(領域)を表す最大12桁の番号。「192.168.253.0」というふうに、一見すると電話番号のようにも見えます。単なる数字の羅列では覚えにくいので、これに名前を付けようと考案されたのがドメイン名です。

  DNS(Domain Name System)

IPアドレスとドメイン名の相互変換を可能にするためのルールです。これにより、例えば「192.168.253.0」と「zennoh.com」が同じ領域を意味するようになります。これを専門用語で「ドメイン名を解決する(resolve domain names)」といいます。そして、ドメイン名の解決を行うサーバーがDNSサーバー(略して「ネームサーバー」)です。

  拡張子(extention)

ドメイン名のなかのドット「.」に続く文字列のこと。例えば「.com」「.biz」「.jp」などです。この拡張子によって、どのような種類のドメインなのかがわかります。ドメイン名以外に、ファイル名(例:「test.html」「test.txt」)としても用いられています。

  レジストリ(registry)

ドメイン名の登録情報を管理する機関。例えば、「.com」「.net」ドメインは GVerisign、「.info」ドメインはAfilias、「.biz」ドメインはNueLevel というふうに、ドメインの種類によって管理局が異なります。

  レジストラ(registrar)

レジストリに対してドメイン名の登録を行う民間業者。レジストリが管理するドメイン名データベースにアクセスし、顧客から申請されたドメイン名の登録をじかに行うことができます。現在、世界に数百社ありますが、このうちのひとつが当社とプレミアパートナー提携を結ぶNetwork Solutions社です。

  ICANN(Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)

世界中のドメインやIPアドレスを管理する目的で1998年に米国で設立された非営利団体です。この組織がレジストリとレジストラを選定します。

  InterNIC(Internet Network Information Center)

国際ネットワークインフォメーションセンター。1993年に米国で設立されたドメイン管理組織。

  JPNIC(Japan Network Information Center)

社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター。ある国におけるドメイン名やIPアドレスなどの管理、割り当てを行う機関をNIC(Network Information Center)といいます。この機関は世界各地に置かれており、日本ではJPNICが該当します。

  JPRS(Japan Registry Service Co., Ltd.)

株式会社日本レジストリサービス。汎用jpドメイン(「.jp」)と地域型・属性型JPドメイン(「.co.jp」「.ne.jp」「.or.jp」「.gr.jp」)のレジストリです。

  Afilias

新gTLD「.info」ドメインのレジストリ。本社はアイルランドのダブリンにあります。

  NeuLevel

新gTLD「.biz」ドメインのレジストリ。本社は米国ワシントンD.Cにあります。

 

サーバー関連

  サーバー(server)

serve(「供給する」「仕える」)という言葉が示唆していますように、サーバー(server)は、コンピュータの要求に応じて他のコンピュータにサービス(例:ホームページの閲覧、メールの送受信)を供給する機器のことです。つまり、パソコンとパソコンとのあいだでデータの受け渡しを仲介しているのです。用途に応じてWebサーバー、メールサーバー、FTPサーバー、Telnetサーバーなどがあります。

  レンタルサーバー

サーバーおよびその機能をレンタルすることにより、プロバイダ(インターネット接続業者)にとっては付加的なものにすぎないホームページ関連サービスを、より本格的な内容で提供します。このサービス提供を「ホスティング」と呼ぶこともあります。レンタルサーバーにはおもに、一台ぜんぶ使える「専用サーバー」と、他者とシェアする「共有サーバー」とがあります。

  ホスティング

お客様の情報発信やビジネスなどのニーズに応じて、インターネット上でのホームページ公開、電子メールの利用などに関連したサービスを提供することです。サービスの提供にはサーバーのレンタルがともなうため、「レンタルサーバー」とも呼ばれています。

  クラウド

データを自分のパソコンやスマートフォンなどではなく、インターネット上に保存して使用する使い方やサービスのことを言います。会社、自宅、スマートフォンなどからデータを編集、閲覧、アップロードし、他者とデータを共有するグループウェアのような使い方もできます。

  クライアント(client)

サーバーからサービスを受ける、あるいはサーバーに処理を依頼する側のコンピュータ。お手元でお使いのパソコンがその一例です。

  アカウント(account)

サーバーを利用する権利(ユーザー名とパスワードでログイン)のこと。また、サーバーを利用する際に発生する課金のことを指します。例えば、当社サーバーコース (ライト、エコノミーなど)のご利用のことを、アカウント購入と言い換えることができます。その他、電子メールを利用するときにはメールアカウント、FTPを利用するときにはFTPアカウントなどと言ったりもします。

  ユーザー名(username)

サーバーを利用する個人・法人を指す言葉。ふつうドメイン名から拡張子を除いた部分のことです。例えば、「w3lab.org」ドメインの場合、「w3lab」がユーザー名、「.net」が拡張子です。ユーザー名は「ログイン名」「ユーザーID」などと呼ばれることもあります。

  パスワード(password)

アカウントにアクセスするときに、利用者本人であることを証明する文字列のこと。6~8英数字が一般的です。セキュリティ上、パスワードは安易に推測できないものにし、定期的に変更する必要があります。

  FTP(File Transfer Protocol)

ホームページデータをサーバーにアップロードしたり、あるいはサーバーからダウンロードしたりする際に使われるサービス。

  Telnet

インターネットなどのネットワークにおいて、サーバーをパソコンの端末から遠隔操作できるようにする手段です。サーバーが海外にあっても、あたかもそれを目の前で扱っているような感覚があります。なお、Telnet の tel は「遠隔」の意です。

  SSH(Secured Shell)

セキュア(安全)な Telnet のことで、ネットワーク上のデータのやりとりを暗号通信で行なうことができるソフトウェアです。個人情報の流出防止など、セキュリティ面で有利です。

  SSL(Secured Socket Layer)

インターネット上を流れるデータを暗号化して個人情報などの重要な情報を保護して通信する技術。米国Netscape Communications社が開発。

  CGI(Common Gateway Interface)

ブラウザ(例:Edge、Firefox、chrome)からの要求に応じて、サーバーに置かれたプログラムを実行させる仕組みのこと。ホームページは単に情報を発信するだけですが、CGIを利用すれば、訪問者からコメントや情報などを受信するインタラクテイブ(対話型)なホームページに変身させることができます。アクセス解析、掲示板、チャット、ショッピングカートなど、CGIを利用したプログラムは多いです。

  SSI(Server-Side Include)

Webサーバーの機能のひとつ。ホームページ上からこのサーバーに指示を出すことで、その指示を実行してくれる仕組み。例えば、ホームページ上にアクセスカウンタや日時などを表示させることができます。

  Perl(practical extraction and report language)

CGIプログラムの作成やメールの自動処理などに多用されるコンピュータ言語のひとつ。

  バックボーン(backbone)

ネットワークの幹線、主ケーブルのこと。プロバイダやレンタルサーバー業者の場合、そのもっとも太い基幹ネットワークを指します。

 

インターネット関連

  WWW(World Wide Web)

いわゆるインターネットの世界を指します。インターネットは世界各国のサーバーがクモの巣(ウェブ)状に結ばれていることで生まれる仮想現実的な空間です。ホームページのアドレスが「http://www.~」 で始まるのもこのためです。別名「Web (ウェブ)」「ネット」「サイバースペース(電脳空間)」。

  URL(Uniform Resource Locator)

インターネット上の資源(resource)、つまり情報が保存されている場所を指定する表記。「http://ドメイン名/ディレクトリ名/ファイル名」というプロトコル(決まり)で表されます。例えば、「http://www.w3lab.net/ssl-tls/merit.html」の場合、「http」プロトコルを使って、「w3lab.net」ドメインにある「ssl-tls」ディレクトリ内の「merit.html」ファイルという資源にアクセスしている、という意味になります。

  ブラウザ(browser)

ホームページの元となるHTML(Hyper Text Markup Language)形式の文書をインターネット上でブラウズ(閲覧)するためのソフトウェア。Microsoft社のEdge、MozillaのFirefox、GoogleのChromeが代表的です。

  HTML(Hyper Text Markup Language)

ホームページを記述するために使用される言語。HTMLタグという”< >”で囲まれた単語(例:<body>~</body>)を使って書いていきます。現在ではホームページ作成ソフトが普及しており、ホームページ作成も無理なくできるようになっています。

 

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